昨年11月に実施した座談会第四回目(※1)で、IT系の各種資格についてグローバルの公開情報をもとに、キャリアアップやキャリアシフトに役立つものなど多岐に渡る視点から議論を展開しました。座談会席上、米国の調査資料の中でいろいろなIT系資格の中でもセキュリティのマネジメント系資格が2015年から安定して高収入の上位に位置していました。年収だけで判断できるものではありませんが、グローバルにおいては顕著な傾向といえます。特に、ISACAの公認情報セキュリティマネージャー(CISM)資格は近年注目度が上がっており、セキュリティマネジメントの領域では難関の資格ですが保有者数も増えています。また、求人ニーズも高く収入等待遇面でも常に上位に位置しています。また、米国をはじめ多くの国の機関ではセキュリティの仕事に従事するために取得すべき関連資格として採用されています。
一般的にはセキュリティというと技術的な側面にとかく焦点があたりがちですが、日本国内においても企業がセキュリティ対策として求める人材の要素やレベルの高さなど「セキュリティマネジメントができる人材」は重要な課題として認識は高まってきています。
今回、ISACA 東京支部CISM委員会の委員長をはじめ、活動に参加している委員の方々(各所属企業でセキュリティマネジメントの仕事に従事)をゲストでお迎えし、セキュリティマネジメントの仕事に対する評価について海外や日本の実態はどうなのか、実際に従事する仕事はどうなのか、資格の有用性はどうなのか、また、日本国内においては今後どうしていったらよいのか、どのようになってほしいのかを議論していきます。
(※1)JTAG財団座談会セミナーの過去動画についてはYouTubeチャネルにて一般公開しています。是非ご覧ください。https://www.youtube.com/@jtagyoutube4965
●配信期間:2024年7月8日(月)~2024年8月7日(水)
※配信開始日は変更になる場合があります。
●開催方法:「事前申込」によるオンラインアーカイブ配信形式
※受講証を発行します。(詳細は動画内でご案内します)
事前申込視聴期間終了後、JTAG財団公式YouTubeチャネルにて一般公開しますが、
受講証は発行されません。
※視聴用のURLは、視聴開始日前にメールにてご案内いたします。
●受講対象者:
・セキュリティ関連の職種に従事している方々
・経営層、事業企画/事業戦略担当者
・資格運営事業者、学生および教育機関の関係者
・GRC(ガバナンス/リスク/コンプライアンス)担当者
・IT関連の職種に従事している方々
・セキュリティマネジメントの仕事に興味のある方々
●登壇者:
【モデレーター】
板倉恭子 JTAG財団 企画委員(ネットワンシステムズ株式会社)
【オブザーバー】
五嶋浩德 JTAG財団 認定委員会委員長、ITGI Japan理事
【ゲスト登壇者】
・荒木粧子 ISACA東京支部 CISM委員会委員長
(株式会社ソリトンシステムズ エバンジェリスト)
・井伊尋幸 ISACA東京支部 CISM委員会委員、調査研究委員会委員
(株式会社Welbyコーポレート部長 情報セキュリティ/プライバシー保護責任者)
・西村啓宏 ISACA東京支部 CISM委員会委員
(株式会社ベイカレント・コンサルティング チーフエキスパート)
●主 催:一般財団法人日本サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会(JTAG財団)
共 催:特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
●参加申込:
受付を終了しました。
●問い合わせ等:
一般財団法人日本サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会(JTAG財団)
Comments